熱中症対策
2025年06月24日
こんにちは。
メゾンギャラリー株式会社
スタッフの山中です。
今回、ご紹介させていただきますのは「職場での熱中症対策が法的に義務化」についてです。
近年の猛暑の影響で、熱中症による労働災害が深刻化しており、特に死亡災害が増加しています。
このため、2025年6月1日から職場での熱中症対策が法的に義務化されました。
また厚生労働省および関連団体が定めた、令和7年2月28日制定の「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」実施要綱に基づき、現場で作業を管理する者等に熱中症対策を行わせる場合は、
衛生管理者や安全衛生推進者等以外の者であっても、教育研修を受けた者や、熱中症に関して十分な知識を有する者の中から「熱中症予防管理者」として選任することが求められています。
〖義務化の背景〗
近年、日本では異常な暑さが続き、職場での熱中症による死傷者が増加しています。このため、厚生労働省は労働者の安全を守るために、熱中症対策を強化する必要があると判断しました。
特に、建設現場や工場など、高温多湿な環境で働く人々のリスクが高まっていることが背景にあります。
〖義務化の内容〗
1.対象作業
・熱中症対策が義務化されるのは、以下の条件を満たす作業です。
・WBGT(湿球黒球温度)が28度以上または気温が31度以上の環境で行う作業。
・連続して1時間以上、または1日4時間を超えて実施される作業。
2.具体的な対策
・体制整備: 熱中症の疑いがある場合の緊急連絡先や担当者を定める。
・手順作成: 作業からの離脱、身体の冷却、医療機関への搬送などの手順を明確にする。
・周知: 職場での対策内容を作業者に周知することが求められます。
この6月は急に暑くなったため体がまだ暑さに適応しておりません。
特に、子どもや高齢者は体温調節が難しいため、特に注意が必要です。
一人一人が熱中症対策を意識して、情報を広めていき熱中症のリスクを減少させていきましょう。